この可笑しくも葱くさい世界

うわーもう死んだ方がマシだ死んだ方がマシだ

そんな事を口走り続けたアイタタ少女、葱氏１７歳。

いっそ校舎の窓から未だ工事中のグラウンドへ身投げして、
堆く積まれた土砂にダイブしたいよー
そして『リアル犬神家』とか言って両足　突き出すんだよ・・・
でもきっとワタシ体力ないから伸ばしきれなくて、
半端ないほどハンパなシンクロみたくなるんだーオエエ

って、実際　言ってたからね。ドウナノ、ドウナノコレｗ

いや・・・何があったってさあ・・・。
あんま思い出したくもないっていうか、恥過ぎてゴメンナサイあーもう死にたい。

本日、我が学校では大掃除。
体操服をお洒落に着こなし　皆で大奮闘ですよ。（誇張有
ソレデサー、雑巾片手に頑張っている子もいらっしゃって
その中の一人に　前回　隣の席だった美少女もいた訳ですよ。
一緒に校内誌の写真　撮ってくれたりした子ね・・・へへへ
それで、その気のいい彼女がおもむろに
「ねぎちゃ～ん、ちょっと袖　まくってくれないかな？
　制服でやってるから、長くて邪魔で～」


えエえええ。


何だこのラブコメ的展開は。

しかも、何故そこでワタシに白羽の矢を。
グ～ッ　チョオ～イスとかピーチ姫の様には言えない選択だよ。


割と離れた位置に立っていたのに・・・。ナ、ゼ。
ガクガク痛いほどに緊張しながら彼女の元へ赴く珍妙生物（ﾜﾀｼ
「め・・・目メメめメ、めくるの？」
「うん～、お願い～！ぎゅーっと！」



ギューット！！！！？？？？？



困る。困るぉ。


完全　白くなる脳内。


両手で彼女の袖を掴み、引き上げればそれでヨカッタのに。



何を思ったか。




片方の手は、軽く制服を掴むも（ﾑｼﾛ ﾂﾏﾝﾃﾞﾀ



何故か、もう一方で






彼女の手を握ってしまったんだよ。




コノ　　ＨＥＮＴＡＩ　　メ　　





「え・・・あ、ぎゅ、ぎゅーって上げてくれれば良かったんだけど・・・」


・・・ドン引き、確定・・・orz



白かった・・・細かった・・・柔らかかった・・・



...本当に、死ねばいいのにねｗ

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