この可笑しくも葱くさい世界

定期的に訪れるよくわからんこの衝動。

私が腹に溜め込んでるくっだらなくて
もにょもにょしたドロヘドロを
くばーっと吐きつけて塗りたくったら
皆さんどんな顔をするのやら。

まあ、離れてくんだろうなあ。

私が考えていることなんて、非常に幼稚で下種で
要するに誰もが一度は胸に飼ってきたものなんでしょう。
だから、それをわざわざ言葉にして誰かにぶつける、という
その行為がとても惨めで、痛々しくて、後ずさっていくんだろう。

そう思うからなにも言わない。
昔は好き勝手言って誰かを傷つけるのに興奮して満足して
いきがっていてそれが何も産まなかったから
もうなにも言わない。

人に愚痴なんてこぼしたくない。
自分の中身を誰かに掬ってほしいなんて望むのは愚かだな。
せいぜい見透かされて傷んでいくだけなんだよな。

話を聞くのが上手いってのは
自己主張をなにもしないってことだよ。
だからこちらの意見を求められると極端に弱い。
言える言葉がなにもない。
取り込んで溜め込んでそれで終わりで、
アウトプットの術を知らない。

だめな生き方をしているなあ。

言いたいことも言えないこんな世の中ポイズン。
つーか私がポイズン。ですわ。

あーあ
めんどい

自分の思い通りにならないのが厭なら
一生ひとりでいればいいのに
それでも他人に擦り寄って
そうして距離が縮まれば
気に喰わないと苛立って
なにがしたいんだか訳が分からないね、わたしは。

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