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こわいよ

ミドリカワ書房さんのコンセプトミニアルバム『家族ゲーム』をBGMに
手塚治虫巨匠のオムニバス『空気の底』を読んでいました。


も、のすっごい恐い。


『家族ゲーム』は、その名の通り“家族”をテーマにしたアルバム。
でも普通の温かな家庭を切り取ったものばかりじゃなくて、例えば
ドメスティック・バイオレンスから逃れて故郷へ向かおうとする妻や
軽い拒食症の娘を過剰に心配する母と無関心な父親だったり。
赤ちゃんを授かった喜びを歌ったものや、
娘にせがまれて渋々 買ったパグ犬『もも』ちゃんに夢中になった父や
幼い息子が目撃してしまった両親の夜の生活なんかも描かれています。
ジャケットからしてもそうですが どれも、リアルな恐怖がある。
『ありそう』で、しかも世の中に『ある』ことを歌っているから
幻想で終わらせられないというのかな。隣り合わせですから。
重苦しい内容をフォーク調にノリ良く歌い上げているのも逆に恐い。
けどハマる。好き嫌いは絶対に激しいでしょうが。
あと、節々に『どっかで聴いたような・・・』メロディがある。
パクりなのか、パクられたのか。どうなんでしょうね。

『空気の底』は、16の短編からなるオムニバス形式の単行本。
大人向けに描かれただけに『それなりの描写』が盛り込まれています。
戦争や平和、差別に犯罪、禁じられた愛情などなど どれも深い。
しかし本当に面白い。着眼点といい、構成といい素晴らしいです。
特にラストの付け方が独特の余韻を含んでいて、
『よし、終わった終わった』なんて軽い見方をさせない。
考えさせられる作品ばかりです。切なく歯がゆく、やるせない。
けれど全てのお話が凄まじく美しい。
絵柄、ストーリー共に幅のある世界観を織りなしていて
よくもまあ独りの作家からこうも多彩な作品が産まれたなと。
買って良かった。本当に。

もし宜しければ、どうぞこの2作品 是非お手にとってみて下さい。
ちょっとセンチで哲学的な気分が襲ってきた時なんかに。



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プロフィール

HN:
ねぎこ
年齢:
27
性別:
女性
誕生日:
1989/10/06
職業:
心機一転女子大生
趣味:
妄想、映画鑑賞、読書、同人的活動(最早 本能行動
自己紹介:
だいたいの公式カップリングにときめく人です。
理想の美少女は堀北真希さん。

長年行きたかった念願の大学に籍を移し、
この春から羽ばたく…!!ことができるのか?な?

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