この可笑しくも葱くさい世界

さあさあ、誰も待っていないのは百も承知だが　いっくよー！

『どきどき！女子高生の生脱ぎ　たいそーふくの冒険・後編』（語弊


きつい。

ナニコレ　マジ　キツインデスケドー＾＾＾＾＾＾＾


どんだけーどどどどーんーだーけー


オニュウの体操服を脱ぐことが、こんなにも困難を極めるなんて！
いいいいたい、二重の意味でイタイ！！！
周りのみんなは既に着替え終わってるよ早いよチョ、オチツイテ！！！

とにかく後方へ避難するしかないと思い立ち、教室後ろにダッシュ！
友達に慌てふためきながらも相談。相当　キチガイな風体で。
「ちょ、ちょちょちょコレどうしよ脱げないー！」
するともちろん彼女たちの反応といえば
「はぁー！？」
呆気にとられた表情で「そんな事ありえるの？」と繰り返す子や
「あんた、バカでしょ！？マジでー！？」と笑う子。


まあ　大体が爆笑デシタケドネ＾＾＾＾＾


「しょうがないなーあたしが脱がしてあげよっか？」
「イイイ、イヤイヤいいですよそんな！！」
「遠慮すんなってーホラー、えへへへへへへへへ」

＊これは当時起こったこと・台詞を有りの侭　再現しています。

「恥ずかしすぎる！！ホント早く脱がないとヤバイ！！」
「だーかーら、引っ張ってあげるからさーロッカー裏で…ゲヘヘ」
「なんだその笑い！！“おかあさんといっしょ”じゃないんだから・・・
あ、え、ちょ！本気で引っ張らないでよギャアアアアアアア」

＊捏造・脚色は一切　加えておりません。

恐るべし女子校。恐るべし友。恐るべし新品体操服。
しかしね、これは冗談じゃなくヤバイ事態ですよ。真面目に。
本気で焦りを覚えていると、別の友達が提案してくれました。
「いっそのこと、襟元から手を差し込んでー」
「うんうん」
「引き裂いちゃえ！バリィイイイイっと！！！」


ゆゆゆ、YOUはSHOCK！！！！！


「そ、それは・・・その・・・流石に・・・」
おろおろおろおろ。
「あれー、葱ちゃん　どうしたのー？」
「部活行こうよー」
「本　渡しに来たぁー」
わらわらわらわら。


今日に限って、何この集客力＾＾＾＾＾＾


「えー脱げないのー！？」
「あははははっははははっははははははＨ」
「マジありえんよねーコイツ」
「身体　直角にして引っ張ってもらったらどぉ？」
「直角は恥ずかしいでしょ流石にー」
「手伝ってあげよっか？」
「イイ！！いいって本当に！！！こっぱずかしい死んでしまう！！」
「いやいや、意外と脱がせて貰う方は恥ずかしくないんだって」
「やだやだやだやだ！！！！ちょ、オマ　スカートめくらないで！！」
「いや～こっちから脱がせた方がいいかなーって」
「いいの！！クオパンは普段から履いてるの！！！デフォルト！」
「大体　普段はどうやって脱いでんの？」
「え、体操服の端と端を両手クロスで持ってグイーって」
「じゃあもう一回ソレやってみりゃいいじゃん」
「上腕二頭筋が攣る危険を感じたんだよ！！！！！」


「っていうか、トイレで着替えてこればいいじゃん」


鶴の一声。な～る！＾＾＾＾＾


「じゃ、じゃあ行って来る！！お願い付いてきて！！」
「ええーあたしも～？覗いていい訳ー？」
「よくねえよ、なんでそうなるんだよ！！」

いん　といれっと。
友人の　隣のトイレから仕切り上に手を出してくるなどの嫌がらせに耐え、


い　　　く　　　ぜ



全パワーを解放せよ！！

今こそ・・・今こそ　


少女よ神話になれ！！！！！！！


ハァアアアアアアアアアアアアアアァアアアアア！！！！！



ずるっぽーん！！！！



脱皮。
そう、それは爽の極み。


「脱げ・・・た・・・」

制服に手を通せば、そこは楽園でした。


「脱げたＸＣあああああああＨう゛ぇおＧほいＦ！！！！」


悠然とトイレのドアを開け放ち、颯爽と登場する葱氏。
「ぬ、脱げたよ！！爽やかに！！ありがとー！！！！！」
「マジかよ　つまんねー」


なんだね　その　はんのう　は　。

兎にも角にも一件落着！
その節は温かいご声援と蔑み、ありがとサンでした＾＾＾


とりあえず、痩身が成功するまでは封印するかね・・・・・
みんなも気を付けてね☆そんな人いないと思うけどっ



・・・・・・・・・・・・・orz

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